乾杯したところを見ると明里も一応、話くらいはする気に落ち着いたようである。照がおもむろに口を開く、
「明里、黙っててわるかったよ。そのことは謝る。でも先に言ったら絶対断れると思ったから。俺は、明里をもっと気持ちよくさせてあげたい一心なんだ」
明里は不満そうな顔で、関根の顔色を一応確認した上で不平を言う。
「私がほかの人とセックスしても、照くんは何にも気持ちよくならないんだよ?
それなのにどうしてなの?全然意味わからないんだけど」
「うーん、そうなんだけど、なんていうか喜んでる顔を見たら、悔しさと興奮が同時に来そうな、俺を無視するくらい、明里が夢中になってる、そういう興奮する姿が見たいんだ。それを見たら何か、もっと気持ちよくなれるようなそんな予感がするんだよ。ねえ、関根さん、そういうことですよね!?」
関根は興味深そうにうなずきなら、半分空いた明里のグラスにジンジャーエールを注ぐ。明里が軽く会釈をして目を合わせる。優しい目で明里を見ながら答えた。



